第13回わかやまソフトウェアコンテスト`04
入選

[提供:わかやまソフトウェアコンテスト実行委員会]

制作者:尾崎 文則(和歌山市・小学校教諭)
作品名:小学校児童名簿システム

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. 『小学校児童名簿システム』 尾崎 文則

 

作品について

学校内の名簿を総合的に管理するソフトウェアである。学校現場では、年度末から年度初めにかけて学級編成による新たな名簿の作成のために学級担任は忙殺される。しかし、これによってかなり事務負担が軽減できる。コンピュータを使う意義がはっきり感じ取れるシステムである。
さらに一度作成すると、これを利用して労力を要していた「読み仮名付きの名簿や集計表」「教科書用の名簿」「防犯ブザー貸与名簿」など各種の名簿を自動的に生成することができる。その上、転学や住所変更などがあっても柔軟に変更して即座に名簿を印刷することができる。
プログラム的な工夫としては、家庭数(兄弟姉妹であわせて1と数える)を数える方法を考えついたことだ。これができたときにデータベースを完成できる見通しがついた。学校管理上、学年学級男女別人数や家庭数を常にリアルタイムで把握する必要があるからだ。
現場では、仕様の変更や追加が頻繁に発生するが、これにも2年間敏速に応えることができた。